本日のマネーレッスン
独身女性40代のお客様 大手企業にお勤め 数年前にマンションを購入済。
「手元にある現金を運用しようか、住宅ローンの繰り上げ返済をしようか」とのご相談！
「え？？」
今なんとおっしゃいました？？ｗ
住宅ローンの金利は１％以下、住宅ローン減税が年末残高の１％、
つまり実質金利はゼロに等しい。
せっかくタダで借りてるのを
「わざわざ返済する？」 ← 私
彼女いわく
「借金って何か悪い事をしている気がするんです、、、」
借金はわるいこと？
彼女のお父さんはエリートサラリーマン、お母さんは専業主婦。
銀行は「お金を預けるところ」と聞いて育ってます。
なのでその銀行から「お金を借りるなんて・・・・」という気持ち、
それと計算すると、繰り上げ返済はローンの返済期間が短くなるので
とっても得になるのでは？と。
なるほど
こうして多くの人が「繰り上げ返済をしよう」と思うのは
むしろ普通の事かもしれません。
では計算しますよ
金利１％ 3000万借入 30年ローン 毎月返済96,492円
で5年後に約205万円を繰り上げ返済すると
確かに目先約55万の金利分、
つまり約６カ月分のローンがまるまるトクする計算になります。
ですが
繰り上げ返済しないで手元の205万円を運用で殖やしていくと
20年後例えば
年率３％で計算すると 約370万円 つまり165万円のプラス
年率５％で計算すると 約543万円 つまり338万円のプラス
年率７％で計算すると 約793万円 つまり588万円のプラス
年率10％で計算すると 約1378万円 つまり1173万円のプラス
になっていくわけです。
さっきの６カ月分のローン金額をトクするのとどっちがいい？
今はお金を借りれる人がトクする時代
当然ですが、私は絶対に繰り上げ返済は勧めませんよｗ
タダ当然で銀行からお金を借りていることを活かして
手元にあるお金を運用して殖やすことを考えてほしいのです。
いまこそ複利の力を使って長期運用をしてほしいんですよね。
実際、多くの企業は銀行からお金を借りて、その銀行金利以上に運用しているわけです。
運用とはビジネスそのもののことですが。
1000万円借りて毎年200万利益なら年20%の運用益という計算ね
ざっくりいうと 借りる金利より大きい数字で運用すればその差額が利益になります。
こうして日本の多くの企業は銀行からお金を借りながら大きくなってきたわけです。
ぜひこの感覚を個人の家計にも取り入れて上手に銀行と付き合ってほしいのです！
つまり、
銀行は お金を借りるところ なんです！
手元のお金はしっかり運用していきましょう
運用を始めると言っても今からビジネスを始める訳ではありません。
既にいまある企業、利益の出ている企業への投資です。
つまり「株式運用」です。
株式運用は、ビジネスそのものと違い難しくはありません。
預けて「ほったらかし」が私のお勧めです。
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一緒に手元のお金を殖やしていきましょう。
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