一流の保険屋さんたち
保険業界には、Million Dollar Round Table (MDRT)という団体があります。
以下ホームページより
1927年に発足したMillion Dollar Round Table (MDRT)は、卓越した生命保険・金融プロフェッショナルの組織です。世界中の生命保険と金融サービス専門家66,000名以上が所属する独立したグローバルな組織として、500社、72カ国で会員が活躍しています。
世界中の生命保険・金融サービス専門職の毎年トップクラスのメンバーで構成され、そのメンバーは相互研鑽と社会貢献を活動の柱とし、ホール・パーソン（バランスのとれた人格を志向すること）を目指し、努力しています。またMDRT会員は卓越した商品知識をもち、厳しい倫理基準を満たし、優れた顧客サービスを提供しています。また、生命保険と金融サービス業界の最高水準として世界中で認知されています。
このように、
生命保険・金融プロフェッショナルの組織とありますが、実のところは保険会社の募集人のトップ集団、全国の各保険会社のトップ中のトップ、一流の保険屋さんだけが集まる団体です。
このメンバーになるために
ＭＤＲＴのメンバーである事は保険屋さんにとっては ステイタスです。
毎年かなり高い会員費を払って自己研鑚と社会貢献を学び実行しています。
毎年ＭＤＲＴの売上基準（年間の売上や手数料）を満たさないとこの会員になれませんから、多くの保険募集人がこのメンバーになることを目指し、日々努力しています。
実際にこの会員の多くは大変勉強家だし、仕事に対する情熱もあるし、はっきり言って「営業のプロ中のプロ」です。
特に１社しか扱えない保険会社(●●生命保険会社の社員）のＭＤＲＴ営業マンの「営業力」は極めて高いです。
保険に限らず、自力でお客様を開拓し、なんでも販売できるレベルの「素晴らしい営業力」を持っています。
生命保険を複数社扱える立場（乗合代理の社員）の保険営業マンでもＭＤＲＴを目指す人がいますが、正直ステイタス感はありません。
保険を何社も扱っている時点で「商品力」があるのでＭＤＲＴ位の基準を達成する事はさほど難関ではなくなるからです。
などど、偉そうに言えるのは私自身２２年もここの会員だったので（今は自分が保険を取扱うものの保険屋さんとは立ち位置が違うので会員申込はしていません）
この組織の事、良いところも悪いところもよくわかっています。
お伝えしたいのは
あなたの保険の担当者の名刺の肩書に「ＭＤＲＴ会員」と書いてあれば
あなたの担当者の「営業力が高い」という事は間違いありません。
つまりコミュニケーション能力も保険の知識レベルも高い、
そして営業マンに必要な自己目標を達成する能力も持ち合わせた努力家の人だと思われます。
会わなくてもわかります。
社交的で勉強熱心で非常に感じの良い人でしょう。
もしあなたが経営者だったりドクターだったら
高い確率でこのＭＤＲＴという肩書の書いた名刺を持つ保険屋さんと出会うことでしょう。
（ＭＤＲＴ会員は高学歴、高収入のお客様が大好きです。）
もし彼らに出会ったときに知っておいて欲しいのは
彼らは「営業のプロ」だという事。
フルコミッションの世界での成功者として一目を置いてあげるのはいい事として、
決して「運用のプロ」でも「保険のプロ」でもないとういう事をわかっておくべきなのです。
繰り返していいますが
一流の保険屋さんは「営業のプロ」には間違いないですが
「保険のプロ」でなくても「運用のプロ」でもなくてもＭＤＲＴにはなれるのです。
特に、 彼らの殆どが「運用」について素人そのものです。
生命保険について相談するのは保険屋さんで良いにしても
間違えても「資産運用」について保険屋さんに相談しないでください。
いくら高い生命保険を毎月自分に掛け続けていても、
その生命保険であなたがお金持ちになる事はありません。
今 本気であなたが「資産運用」でお金を殖やしたいなら、
「資産運用」で実際にお金を殖やした人にお金の殖やし方を教えてもらうべきなのです。
運用でお金を殖やしたいなら
「銀行マン」「証券マン」「保険屋さん」が提案してくる
運用商品に手を出さない事をお勧めしますｗ
もし、彼らの中に「運用のプロ」がいるとしたら見分けるのは簡単です。
その人本人の「運用結果を見せてください」と言ってみましょう。
5年も10年も15年も掛け続けてまだ元本割れする保険などを運用と言ってるような営業マンなら
その方は何でも売ってのける「営業のプロ」なだけですからね。
「営業のプロ」に「資産運用」を相談するのは
「カモがネギしょってカ～モネギ」状態です。
何十年も経過してからこのカモネギに気付いたら大損です。
相談する相手、間違えないでくださいね。
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